教育で一番大事なのは「愛」!!

この記事の要約
  • 人間関係の土台が、「尊敬」して「信頼」すること
    もしも子の土台ができていないのであれば、とにかく子の土台作りに専念しよう

愛とは尊敬と信頼!

この考え方はアドラー心理学から拝借したものです。

僕自身も教育現場に5年以上、自分の子どもの子育ても5年以上経験してきてやっぱりこの考え方がしっくりきていますので、僕自身の考えも踏まえて書いていこうと思います。

愛は人間関係の土台

教育や子育てにおいて、「自分の声が届かない、伝わらない」というのは非常に大きな障害になります。

相手が自分の言うことを聞いてくれたらどれだけやりやすくなるか。

尊敬とは

相手のことや相手の考えていることを受け入れる。

相手が大事にしていること、ものを自分も大事にする。

ありのままのその人を受け入れると、それが尊敬です。

一方的に自分の考えを押し付けるのではなく、相手の考えも聞いてお互いが納得できるラインを見極めていきましょう

信頼とは

これは「7つの習慣」という本から考え方を引用しています。

目指す結果だけを伝えると、そのあとは丸投げすることです。

無条件に相手を信じてただひたすら待ち続けるのです。

途中で口をはさんだり手を貸したりすることは、その相手から信頼されてないと受け取られてしまいます。

すると相手からも信頼されなくなっていきすれ違いが生じる原因になります。

そういう求められていない援助は良くないので、援助する場合は前もってお互いが同意できる約束をしておきましょう。

例えば

子どもに宿題をやらせたいとします。

約束もなく夕ご飯前に「宿題はやったの?ご飯できるまでもうちょっと時間かかるから、まだなら今やっちゃいな」と声をかけたとします。

子どもは夕ご飯を食べた後にやろうと思っていた場合は「後でやろうと思ってたのに」と余計な反発を生んでしまいます。

そこで前もって「夕ご飯前にいつ宿題をするのかを確認する。子どもはその時間に必ず宿題をする」という約束をしていれば、宿題に関する親の問いかけにも「夕ご飯食べ終わったらやるよ」と答えるだけで済みます。

これは事前の約束通りで、かつ自分で決めた時間に宿題することを受け入れてくれたと感じて納得して宿題に向かうことができるでしょう。

そもそも上記のような約束ができない場合は?

土台となる関係性を築きなおすところから始めましょう。

宿題よりももっと簡単な約束から初めてみて「受け入れられている、この人は必ず約束を守ってくれる」という感覚を与えていましょう。

多少時間はかかるかもしれませんが、これ以上に大事なものはないと言えるくらい大事なことなので、ちょっと宿題をしなくてちょっと勉強でわからないことがあるくらいなんてことありません。

僕もまだ出してない宿題がありますし、勉強はあとからでもやり直せます。

でも人間関係を後で作り直すのはお互いにとってかなりの負担になります。

いい関係じゃないなと感じたら今すぐ関係づくりを始めましょう。

僕の個人的な考え

自分の声を届けられないのは、やっぱり自分に原因がある

子育ては何年も何年もやっていくものです。

子どもとも何年も一緒にいることになります。

長く一緒にいるほど相手の嫌な部分が目に付いてどんどん嫌いになっていくという通説もありますが、まぁそういうもんだよねと言って子育てをあきらめることもできないはずです

一番大事にしている子どもから、「この人の話は聞きたくねぇわ」なんて思われたら悲しいなんてもんじゃないですね。。。

自分の声を届けられる自分になろう

一番悩みが多いのは思春期、中学生の頃でしょうか

体の変化が大きく自分の性についても考え始めることになり勉強も難しくなり部活も大変で恋したり習い事したりととにかく変化が多い時期です。

めちゃくちゃ悩みの多いこの時期は相談したいこともたくさんあるはずです。

その相手がいないからと上記のような悩みと向き合わずに過ごしてしまうのももったいないことです。

そういう時期に相談されるような自分になろうよ。

困ったときに真っ先に頼られるような自分になろうよ。

通説とか常識とかで諦めてないでさ

自分の声を届けに行こうよ。

目の前にいる子どものことを世界で一番愛しているのはあなたなんだからさ

まとめ

今回の話は大事なのはわかってるけど実際難しいんだよと感じた方も多いかもしれません。

ただ、その大切さだけは共感していただけると思います。

そしてそのために本当に必要なものが何なのかも、あなた自身も気づいているのではないでしょうか?